TEA FACTORY GEN について
TEA FACTORY GENについて
TEA FACTORY GENは2016年春、広島県に誕生しました。
高橋玄機とその考えに共感して集まった仲間が、お茶に関わる様々なことに取り組んでいます。
例えば、お茶農家としては広島の茶畑の再生、無肥料・無農薬のお茶栽培、製造者としては茶葉の加工・製造、小売りや卸、直営店(TEA STAND GEN)の立ち上げ・運営、商品開発や他店のプロデュースなどです。
私たちは、固定観念に囚われず、お茶の可能性を最大限に活かすことを念頭に様々なことに挑戦しています。
そしてその挑戦の先には「お茶でみんなをハッピーに / あらゆる人の精神的豊かさを作る」というミッションがあります。
中でも一番力を入れていることは、茶葉の栽培から製造、販売までを一貫しておこなっている「広島在来茶」シリーズ。
広島県のおへそにあたる、世羅(せら)という場所で無肥料・無農薬のお茶作りをしています。
標高400メートル程度に位置する世羅高原は、冷涼かつ寒暖の差が激しいためお米や野菜がとても美味しく育ち、農業が盛んな地域です。かつては広島一のお茶どころでもあり、香り高く滋味深いお茶をたくさん生産していました。
ご縁をいただき、2016年には在来種の育つ茶畑と、2019年には築およそ70年の茶工場と出会うことができ、本格的にお茶の生産を始めています。
在来煎茶のほかに、茶葉を潮風に当てて自然乾燥させた浜茶、世羅の茶葉を使って完全発酵させた和紅茶、半発酵させた烏龍茶、微発酵の白茶などを製造しています。収穫方法は手摘み・機械摘みを使い分け、製造も手揉み・機械揉みを使い分けるなど、その時の茶葉の成熟度合いを五感を使って見極めながら判断しています。
自然のサイクルに合わせた栽培・無理のない生産で、農家・生産者にも人らしい暮らしを、飲む人にも安心を。お茶でみんなをハッピーに。
これからも私たちの考えや想像するお茶のある未来、完成したお茶を、日本だけではなく世界の人々にお届けしていきます。
広島在来茶
広島在来茶は、TEA FACTORY GENが広島県世羅の茶畑を無肥料・無農薬で栽培し、製茶、パッケージ化までを一貫して行っているお茶です。
「在来茶」とはタネから植えられて育てられたお茶で、流通している全てのお茶の3%のみと言われている貴重なお茶です。
TEA FACTORY GENの在来茶は、樹齢50〜60年にもなります。
根は2メートル以上地中深くまで張っており、ミネラルをたっぷり含む地中の栄養が得られています。
また無肥料・無農薬で栽培しているため、一般的に美味しいお茶の評価対象でもある“玉露の旨味”というのはほとんどない代わりに、その土地が本来持つエネルギーや茶葉本来の甘みや爽やかさが楽しめるのが特徴です。
それぞれの茶葉に共通して感じられる「やさしい味わい」をお楽しみください。