~私たちのお茶について~

私たちのお茶の栽培は一切農薬(有機栽培で使用できる農薬含め)を使用していません。化学肥料も新しく借り受けてから一切使用していません。

農薬を使用しないので、草取りが大変です。化学肥料も使用しないので収穫量が極端に少ないです。

ただ私たちはそれが正しいと思っていますので、大変でもそのような栽培方法をとっています。オーガニックで儲かるからやる、ではありません。

農薬を使用しないことで、益虫が増えます。そして土壌微生物もいきいきしてきます。知らない間にその畑の中で一種の生態系ができあがります。虫が虫を捕食し、人間にとっての害虫が減ります。そうすることで、余計な防除は必要なくなります。

化学肥料を投入しないことで、虫の量も、お茶の味も変化します。

そもそも栄養過多になることがないので、虫が出る絶対量も少なくなります。お茶の味も化学肥料によるチッソ成分が少ないので、「旨み」はありませんが、その分お茶本来の糖分の「甘み」が際立ち、渋み、苦味、えぐみが極端に少なくなります。(ちなみに昔は舌につく旨みと苦味がお茶本来の味だと思っていました。)

化学肥料を大量に与えると、不自然に栄養素が高くなり、葉肉がうすくなり、食べやすくなります。それを餌に虫は大量発生します。そうなれば、農薬で虫を殺さざるを得ません。大量生産してより手っ取り早く利益を出そうとする現代農業はそう成り立っているのではないでしょうか。

結果的に私たちは現代農業の真反対側に存在します。

 

~どうやって栄養素も与えないのにお茶ができるのか~

極論を言うと、畑から栄養素を持ち出さないの一言に尽きるかと思います。

お茶の産地では一年に4回お茶を摘むところもざらではありません。お茶を摘めば摘むほど、お茶の木は弱っていきます。そのため摘んだお茶と引き換えに大量の肥料と農薬を畑に撒いています。

 

~なぜTea Factory Genのお茶は割高なのか~

私たちは大量の肥料と農薬をばら撒く代わりに、年に1回か2回しかお茶を摘みません。そうすることでお茶の木に栄養がいくスパンを長くしてやり、不自然ではない持続可能な農業が成り立ちます。

しかしながら、年に4回も乗用摘採機で広大な茶畑から摘むお茶と、私たちの年に1回、2回しか摘まないお茶は良い悪いは別として、そもそもが全く別物であり、スタンスが違います。

そのため、他の大量生産のお茶と比べて私たちのお茶は値段的に割高になっています。